JPBA 湯山功プロのビリヤード曲球集 極ポジ
手球に回転をかけて、思った位置に球をポジショニングしていくのもビリヤードの楽しみの一つだと思います。ポジショニングが難しく、思いきり押し球や引き球をトライすることもあると思いますが、同じくらいの力で同じように撞いているはずなのに、なぜか人によって転がる距離が違う事があります。これは、手球を撞いた時にかかる回転の量が違うからです。
人と同じように撞いても手球により多くの回転をかけられる人は、「キュー切れがある」とか、「キューが切れる」などと言われます。他の人よりも少ない力で回転をかけられると、力みも減りますしそれだけプレー中のミスも少なくなりますよね。「キューが切れるプレーヤー」になりたくて一生懸命練習している方は多いはずです。