ポケット競技用のビリヤード台（ポケットあり）
ビリヤードと聞くと、日本では、穴のあるビリヤード台で球を落としていく9ボールという競技をイメージする方が多いと思います。このような、球を穴に落とすことを目的としたビリヤードを「プール・ビリヤード」と呼び、9ボール以外にも、多くの種目があります。ビリヤード台の置いてあるバーがプールバーと呼ばれるのもこのためですね。世界中のビリヤードを見ると、同じようにポケットがあっても台の大きさや球の大きさが異なる「スヌーカー」と呼ばれる競技があり、スヌーカー専用の巨大なテーブルもあります。
キャロム競技用のビリヤード台（ポケットなし）
また、ご質問のように穴がないビリヤード台は、ワンショットで手球を2つ以上の異なる球に当てることを目的とした「キャロム・ビリヤード」という競技用の台になります。「キャロム・ビリヤード」にはスリークッションや、ボークライン、四つ球と呼ばれる競技があります。日本では「プール」のイメージが強いですが、海外では「キャロム」や「スヌーカー」も人気があり、多くのプレーヤーが競技しています。今は動画でプロや上級者のプレーを探すこともできると思うので、興味があったら見てほしいと思います。
