タップは、いつ交換？
キューの先端部分にはタップという物が取り付けられてます。ビリヤードをプレーする上では、ルール上このタップという部分で手球を撞く事になるので、キューの造りで一番大事な部分という意見も多いです。
このタップという部分ですが、革製の物が使用されていることが多いので、球を撞く衝撃で潰れて薄くなってきます。薄くなってくると、脇が広がったり、硬くなったり、チョークの付きが悪くなったりするのですが、広がった脇の部分や、チョークの付きが悪くなっても自分で手入れして、そのまま使用する事が出来ます。タップの交換時期という事ですが、柔らかいタップの感じが好きだったり、硬い感じが好きだったりと、感触は好みがわかれるので、自分の好みの感触でなくなって来たら、交換時期と考えてもいいと思います。
また、シャフトの先端部分、タップの下に白色の先角（サキツノ、サキヅノ、フェーラル）と呼ばれる部分がありますが、ここが割れてしまうと修理に時間がかかります。タップが薄くなりすぎると撞いた衝撃で先角にヒビが入ったり、割れたりする原因になるので、そうなる前にタップ交換をオススメします。タップの側面が2～3㎜程度を目安とするといいでしょう。
