ビリヤードに関するQ&A総合サイト『ビリヤードものしり図鑑』

タップでプレスした物がありますが、タップを締めるとどの様な良い点があるのですか?

カテゴリ

タグ

今主流の積層タップのほとんどの種類では、取り付けた時から好みの硬さに近い物を使えるように、S(ソフト、柔らかめ)、M(ミディアム、普通)、H(ハード、硬め)などの硬さ別に販売されています。ですが、積層タップが流行る前、一枚革のタップでは均一な硬さで作ることが難しかったようで、硬さ別に販売されていませんでした。一枚革のタップは取り付けてすぐは柔らかく感じることが多く、たくさん撞いて、革が少し潰れて来た状態(締まった状態)がプレーしやすいと感じる人が多くいました。タップを取り付けた最初の段階では使い心地が良く感じないため、わざとたくさん撞いて固い状態にする(撞き締めするなどといいます)のが普通だったのです。そこで、毎回撞き締めするのも大変なので、最初からある程度締まった状態の物を使えるように、万力などでプレスして使う方も多く、商品として10トンプレス等と謳って、もともと締まった状態の物が販売され大変人気でした(今では廃盤の物が多く本当に10トンで締めていたかは疑問ですが)。今では取り付けた瞬間から使いやすい状態のタップが増えていて需要は減りましたが、今でも一枚革を締めたタップが一番使いやすいと感じる人や、積層タップを使っていても微妙な硬さ調整のためにプレスする人は根強くいるみたいです。

詳細検索

どうぐを選択

ゲームを選択

スキルを選択

あれこれを選択

タグを選択

キーワードで探す